KITT-O
 
...まぁ、ぽちぽちと
 


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膨張の行方

 最近テレビや新聞をほとんど見ないのでよくわからないのだが、こういった解説はされてるんだろうか。 これでは話が噛み合うはずもないな。
 まぁ、色々見てると彼らは毛沢東の「思想」とかではなく、過去の手法から都合の良いところをつまみ食いしてるだけ、のようにも感じられる。
 最後まで読むと「共通の利益」という意味合いもこれまでと違う響きが感じられる。彼らの持っている、力による膨張は必然であり善という考え方はこれまでの我々のあり方とは真っ向から対立するものであり、彼らが改まらない限り、どうにも見つかりそうな気はしないが。
 数か月前から風向きが変わったようで、経済的にすっかり依存してしまう前に終わったことが吉と思うべきなのか。
 いわゆる普通の観光へとシフトして行ってくれるのか、難しいところだが、それに期待したい。



2016年7月29日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | その他の日々 | 管理

「褐色の蟻のパレード」主催:任意制作団体K4 共催:NPO法人コンカリーニョ

作・演出:剣崎薫
札幌 ターミナルプラザことにパトスにて

 何もない秘境、喜里内(きさとない)村。
 ここに伝わる謎の風習、奇祭。
 祭の直前、村に乗り込んだ大学生グループが事件に巻き込まれる。しかし、これから始まる惨劇の発端は、ずっと昔にあった…

 生音楽や舞踏とがっちりコラボした演劇の舞台。
 昔の演劇仲間が出演、いい存在感。

 かなり分かりやすくキャラを立てた配役、演出だったが、全員の突き抜けた演技に舞台の「おやくそく」が入り込む余地はない。
 暗示も多いのだが、ストーリー上の要素のほとんどがはっきり説明されるため、観る側は分からなかったことにして逃げることもできない。
 精神的に逃げ場のない客席に、村の暗い過去が次々と明かされ、迫る。

 舞台でなければできない見せ方でありながら、分かりやすさはどこか映画のような印象を受けた。

 ひとつだけ分からなかったこと、
「駐在」はどうやら本当の駐在ではないことが何回か暗示されるのだが、では、何者だったのか、自分には推測しかできなかった。

 舞踏の蟻さん達が大変キュート。終盤の行進は里へ下って行くように見えた。惨劇は終わらない、多分。



2016年7月1日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | 娯楽の超伝導 | 管理


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